家庭菜園に自由に水まきできる幸せと、変わりゆく水インフラ事情
- キオラ!ロトルア
- 16 時間前
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夫は茨城県出身ということもあり、鹿島アントラーズの大ファンです。
NZにいても試合の動画と結果は必ずチェック。
よく話題に出すので主な選手の名前は大体覚えてしまいました。
そのアントラーズが老朽化したスタジアムを新たに建て替えるんだそう。
サッカーのスタジアム建設は、ワタシの地元(秋田市)でも話題になっているのですが、
アントラーズと違うのは、揉めに揉めているところ。
建設するのに百数十億円もかかり、その一部を秋田市が負担するんだとか。
それだけでは終わらず、毎年、何億円もの維持費がかかるようです。

新スタジアムの建設は市の優先課題ではありません。
税金の使い道として果たしてどうなのか。
『市民の理解が得られない』
市長が難色を示すのは無理もありません。
先日、秋田市では水道代を来春から32%も値上げするというニュースがありました。

サッカースタジアム建設のためにさらに市民の負担が増えてしまったら...
母や友人が暮らしている地元の行く末が案じられます。
ロトルアの水道代は無料?
ロトルアでは、夏になると庭にビニールプールを置き、子供たちを遊ばせている家が少なくありません。
また、ホームセンターに行けば、花や野菜の苗をカートいっぱいにのせている買い物客が。

そうした人々の水道代は毎月いくらかかるのでしょう。
心配する必要はありません。
ほとんどのロトルア市民は水道代の請求書を見たことがないのです。
『水道代が無料』
というわけでは決してありません。
一般的な家庭の水道代はレイツ(固定資産税と地方税が合わさった税金)に含まれています。
そうした自治体は他にもあるのですが、ロトルアのレイツは明らかに高い部類のようです。
それでも家庭菜園を拡大中の我が家にとっては、水を自由に使えるのは"特権"のように感じています。

上がり続ける税金
秋田市の水道代引き上げのニュースを見ていたら、次におすすめされたのが、
オークランドのレイツ引き上げのニュース。

現在、オークランドの標準世帯が支払っているレイツは、
年間$4,055(約38万円)。
それが今年度から年$320(約3万円)ほど上がるそうです。
オークランドの水道代はレイツとは別請求。
標準世帯の水道代は、
年間$1,300〜$1,500(約12〜15万円)。
トータルすると、
年$5,700〜$5,900(約54〜56万円)。
今回のレイツの引き上げはインフラ整備に多額の費用がかかったためと市長は説明します。
レイツの引き上げはオークランドに限った話ではありません。
ロトルアでもインフラ整備を理由に前年から大幅に引き上げられました。
生活環境を維持するための必要コストであることはもちろん理解しています。
ただ、不要なコストを抑える努力は最大限してほしい。
どこの市民も思いは同じだと思います。
スタジアム建設に慎重な市民が優勢の中、多額の建設費を迫られる。
不相応な負担を市長が拒む姿は市民の声を代弁している気がします。

まとめ
あらゆるものが値上がる昨今。
モノやサービスは手に触れたり、体験ができるので、その価値がわかりやすいです。
一方、レイツのような税金が上がっていくと、対価が実感しにくいため不満がたまっていきます。
ニュージーランドは税の使い道に関する透明性が世界最高水準の国です。
ただし、国民や市民がその使い道に納得しているかについては、また別問題。
水インフラは中央政府が規制を厳しくし、地方は対策を迫られました。
しかし、巨額の対策費用は主に地方が負担するため、住民のレイツが上がります。
インフラ維持の目的で水道代をレイツから切り離して徴収する流れも加速しているんだそう。
家庭菜園に自由に水まきできる幸せもいずれ終わりが来るのでしょう。
少しでも長く続きますように...


最後までお読みいただきありがとうございました。







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