7月のニュージーランドは冬本番!極太ねぎ「リーク」で美味しく温まる冬の腸活ライフ
- キオラ!ロトルア
- 3 日前
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7月に入り、ニュージーランドは1年で最も寒くなる時期を迎えました。
暖かい日差しが恋しいところですが、今日のロトルアはあいにくのどんよりとした曇り空。
いつもなら元気に外で過ごしているトラも、今日ばかりは暖房が効いたリビングから動きません。

よく「東北出身だから寒さに強いでしょ?」と言われるのですが、実は私を含め、北国育ちほど寒がりだったりします。
秋田の実家は、家全体をすっぽり暖める「鉄壁の防寒仕様」。
冬でも暖房をしっかりかけて、室内では薄着で過ごすのが当たり前でした。
一方、いま住んでいるニュージーランドの家は、昔ながらの木造住宅。
断熱性や気密性は日本の北国の家とは比べものにならず、窓も二重サッシではありません。
暖房のある部屋は暖かいものの、一歩廊下に出るとヒンヤリとした冷気が漂っています。
この厳しい冬を、風邪をひかずに乗り切るために気を引き締めなくては……。
そんなとき、ふと頭に浮かんだのが、今が旬のあの野菜でした。
ニュージーランドの巨大なネギ「リーク」の秘密
冬の風邪予防として活躍するのが、「リーク(リーキ)」です。

リークの最大の特徴は、なんといってもこの太さ。
ニュージーランドのスーパーでよく見かける細ネギ(スプリングオニオン)と並べると、まるで大人と子どもほどの違いがあります。
リークの健康効果
リークには「イヌリン」という水溶性食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整える素晴らしい働きがあります。
「免疫力の約7割は腸が司る」と言われているため、腸を元気に保つリークは、まさに冬の風邪に負けない体づくりにぴったりの食材なのです。
💡【余談】なぜNZで「日本の白ねぎ」は見かけないの?
ネギといえば、日本ではお馴染みの「白ねぎ」を思い浮かべますが、残念ながらニュージーランドのスーパーでは手に入りません。
ネギ類は土壌病害や特有の害虫を媒介しやすいため、生鮮品を海外から輸入することは、バイオセキュリティ上のリスクが非常に高いとされているからです。
「現地の農家さんが種から栽培してくれたらいいのに」とも思いますが、大量生産に至るまでの検査や手続きに膨大なコストと時間がかかること、そして商業的には市場規模が小さすぎるという大人の事情があるようです。
土曜の朝は「クイラウパーク」のサタデーマーケットへ
普段はスーパーで買うことが多いリークですが、今日は土曜日。
ロトルアのクイラウパーク(Kuirau Park)では、毎週土曜日の朝7:00〜午後1:00にマーケットが開催されています。
「たまには違う場所で買ってみよう」と思い立ち、足を運んでみました。

クイラウパークは、ニュージーランドで唯一、地熱を利用した公共の公園です。
園内の池からはモクモクと湯気が立ち上り、無料のフットバス(足湯)もあるなど、市民の憩いの場となっています。

このマーケットを運営しているのは地元のロータリークラブ。
出店料などの収益はすべて地元のチャリティ活動やコミュニティプロジェクトに寄付されるという仕組みになっています。
活気あふれる多国籍フードトラックと地熱の湯気
「寒い日だから、人は少ないかな?」と思っていましたが、駐車場はほぼ満車。
会場にはローカルミュージシャンによる心地よい生演奏が流れ、アットホームな雰囲気に包まれていました。
さらに、多国籍な料理を味わえるフードトラックがずらりと並び、あちこちから食欲をそそる良い香りが漂ってきます。





思わずお腹が鳴りそうになりますが、お昼にはまだ少し早い時間。
今日の目的はあくまでリークです。
目的のリークを発見(2本で$5)
目移りしそうな誘惑を断ち切りながら歩いていると、野菜の販売所でついに発見しました。

ずっしりと立派な大きさのリークが、2本で$5(約450円)。
スーパーで買うのとさほど変わらないお値段です。
マーケットへ行く時は、キャッシュレス決済が使えないお店に備えて普段使わない「現金」を持っていきます。
ただ、今回はマイバッグを持っていくのをすっかり忘れてしまい、立派なリークを2本裸で手に持ったまま、しばらくマーケットをぶらつくことに。

会場には野菜だけでなく、ハンドメイドのジュエリーやニット製品、ソープ、マオリの伝統薬のバーム(軟膏)などのお店も並んでいて、ちょっとした観光気分を味わえました。
もし土曜日の午前中にロトルアに滞在される機会があれば、ぜひクイラウパークへ足を伸ばしてみるのをおすすめします。
加熱でトロトロ、リークを使った冬料理
無事にリークを手に入れたところで、いくつか食べ方をご紹介します。
リークは、日本の白ねぎのように生で「薬味」として使うには少し硬いのですが、「加熱して食べる」ことに関しては、白ねぎ以上の万能さを持っています。
リーク調理の3つの魅力
じっくり火を通すと上品で濃厚な甘みに変わる(ツンとした強い辛みがありません)
肉厚で繊維がしっかりしているため、長時間煮込んでも崩れない
味のベースはねぎ属なので、和・洋・中どんな味付けにもマッチする





ねぎの辛みや苦みが苦手な方でも、リークのこのトロトロ感と甘みなら美味しく食べられることが多いですよ。
リークは日本で買えるの?
ここまで読んで「食べてみたい」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
リークは日本でも手に入りますが、一般的な白ねぎに比べると、まだ少し見つけるのにコツがいる「やや珍しい野菜」という位置づけです。
ですが、近年は日本国内(北海道十勝、埼玉県深谷市、静岡県、長野県など)でもこだわりの農家さんが生産を始めています。
そのため、冬の時期には産地近くの道の駅やJAの直売所に並ぶことがあるそうです。
また、ニュージーランド産は日本と季節が真逆になるため、日本が夏〜秋の時期に、現地で冬の旬を迎えた良質なリークが日本へ多く輸出されています。
もしお近くのスーパーやデパ地下、ネット通販などで見かけたら、ぜひ一度その濃厚な甘みを味わってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。







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