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もしニュージーランドに熊が出たら?猛獣ゼロの国ニュージーランド人が受ける衝撃

ワタシは秋田出身なので、


日本のクマのニュースは気になってよく見ています。


山の中でクマに襲われたり、市街地でクマが歩き回ったり。


実家の近くでもクマが出たようで、


テレビ局の人が取材に来たと母が言ってました。


日本で異常事態が起きているとNZでも報道されています。





NZにはクマのような大型の野生動物は生息していません。


生態系の頂点に君臨する陸上の野生動物は、


オコジョ(イタチの一種)。




見た目はかわいいオコジョ
見た目はかわいいオコジョ


ヘビや猛毒を持つ虫などもいないため、


安心して山歩きができます。


そんな国の人々にとって、


”森の中で巨大な獣に襲われる”


みたいなことは、アフリカのサファリような環境の話に思えるはず。


ましてや、安全で清潔な日本の街中に、


そんな危険が潜んでいること自体が信じられないと思います。



猛獣が一切いないNZの山
猛獣が一切いないNZの山




NZでもし熊が出たら



あり得ない話ですが、


仮にNZの森でクマが見つかったら一体どうなるでしょうか?


AIによるシュミレーションでは、


想像を超える一大事に発展することが予想されるそうです。


まずは国家レベルの緊急非常事態となり、


クマが出た地域一帯に立ち入り禁止や移動制限が敷かれます。


野生動物の追跡と駆除に関しては、


世界屈指の技術とノウハウを持っているNZ。


赤外線カメラを搭載したドローンやヘリコプターを投入し、


森の中のクマの熱源を特定します。



ハイテク化している野生動物の探索
ハイテク化している野生動物の探索


山を熟知したプロのハンターが急行し、


バックアップとして軍・警察の特殊部隊を配置。


動物園から逃げ出したクマであれば捕獲を試みますが、


捕獲が難航したり、動物園のクマでない場合は、


殺処分一択。


一般市民はクマへの対処法を知らないため、


人身事故が起きるリスクを1%も残さないためです。



観光業にとっては大ダメージに



ニュージーランドは、


「世界一安全に山歩きができる国」


として、長年、観光イメージの向上に力を入れてきました。



整備されたハイキングコース
整備されたハイキングコース


仮にクマなど出たりすれば、


これまでの努力が水の泡になるほどのイメージダウンで、


観光大国としての前提が崩れてしまいます。


また、主力産業である牛や羊、養蜂業の施設などが襲われるリスクを


未然に防がなくてはなりません。


ニュースは24時間その話題で持ちきりになり、


SF映画のエイリアン襲来さながらの超厳戒態勢。


対応に手間取ったりすれば、政府は猛烈な批判にさらされるため、


数日以内には確実に排除される。


大袈裟なように聞こえますが、NZ国民であれば、


「そうなるだろうな」


という感覚は持っていると思います。



厳しいNZの水際対策



ワタシはNZの中古車輸入会社に勤めていたことがあります。


日本からの輸入する中古車は、


昆虫の卵や泥、植物の種がついていないか徹底的に洗浄され、


検査に合格しないと船積みはできません。




旅行者が国際便でオークランド空港に到着すると、


匂いを嗅ぎに、かわいいビーグル犬が寄ってきます。



空港のチェックは厳しい
空港のチェックは厳しい


彼らは特別に訓練されていて、


「生きた昆虫」や「昆虫が付着した植物」の匂いを嗅ぎ分けるんだそう。


入国申告に漏れがあれば、故意ではなかったとしても、


その場で400ドル(約3.8万円)の罰金。


悪質な場合は強制送還や禁錮刑にもなります。



持ち込み制限のあるもの
持ち込み制限のあるもの


国際線の航空機は、飛行中または着陸直後に


機内に残留性殺虫剤を噴霧。


貨物室や客室に潜り込んだ「ヒッチハイカー(密航昆虫)」を


その場で駆除します。


外来生物は、クマどころか、アリ1匹、許さないのです。



まとめ



以前、夫の家族がニュージーランドへ遊びにきたことがあります。


その時は日本の食べ物をいろいろと持ってきてくれたそうです。


空港で出迎えると、夫の家族が、


『小さな犬がずっと付きまとってきてね』


『英語で何言ってるわかんなかったけど、罰金取られたの』


超高級な揚げ餅になっちゃった、と昔を振り返る夫。


NZにお越しになる方は、申告漏れに十分お気をつけください。


そして、世界一安全な大自然の中をぜひ歩いてみてください。




世界遺産トンガリロ国立公園でのハイキング
世界遺産トンガリロ国立公園でのハイキング



最後までお読みいただきありがとうございました。

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