3度目の一時帰国で訪れた奇跡のお寺。兄夫婦がくれた最高の気晴らし
- キオラ!ロトルア
- 1 日前
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更新日:1 日前
直近一年で3度の一時帰国は全て義母のケアが目的でした。
1度目と2度目は忙しかったのですが、3度目は義母の体調がだいぶ回復し、少し気持ち的な余裕が持てるように。
そんな中、ワタシの兄夫婦が気分転換にと、1泊の旅行に連れて行ってくれました。
兄の趣味はパワースポット巡りで、日本全国の神社やお寺を訪れています。
福島県南相馬市にある円明院は、東日本大震災の津波被害を奇跡的に免れたことで知られる「世界一のパワースポット」だとか。

少し疲れ気味の私たち夫婦に”パワー"を与えてあげようと思ってくれたのかもしれません。
また、訪れる人たちの中には病気が治った人もいるそうで、病気の義母へのお守りをもらいに行く、という目的もあったと思います。
兄夫婦と私たち四人で福島へ向かいました。
疲れない長距離運転
兄は長距離運転が苦にならないタイプ。
去年も、
『万博に行ってくる』
といって千葉から大阪まで車で出かけていきました。
九州まで行くのもへっちゃらな兄にとって、福島までは近所に行くのとさほど変わらない感覚です。
とはいえ兄も50代半ば。
休憩時間を入れると片道3時間はかかります。
高速道路をずっと運転するのは疲れるだろうと心配して声をかけると、
『大丈夫。アクセルは踏まなくていいし、ハンドルも指を乗っけてるだけだから』
ワタシが乗ってる車とは性能がだいぶ違うようです。
道の駅なみえの名物を食す
円明院を初めて参拝する場合は土曜日または日曜日の午前中に来院し、住職の講話を聴くことが必須のルール。
午前11時までにはいかなくてはなりません。
ですので、お昼にはまだちょっと早い時間でしたが、高速道路を降り、道の駅なみえで食事を取ることに。
施設内は木材がふんだんに使用され、とても明るい雰囲気です。
東日本大震災と原発事故以降、甚大なダメージを受けた福島の林業。
再生を目指し、浪江町には日本最大級の木材加工拠点が整備されました。
この道の駅は復興のシンボルとしての役割も担っており、地域の魅力を発信する拠点となっているんだそう。
浪江焼きそばや、近くの漁港から水揚げされた新鮮な魚を使った海鮮丼など人気メニューがあるフードコートはお客さんでにぎわっています。

食べなくても写真を見れば美味しいとわかるやつです。

NZでもシラスは売っていますが、日本と比べると、やはり高いです。
また、イクラはNZのスーパーでも見つけられましたが、残念らがらフェイク(人工イクラ)でした。
ですので、こうした海鮮丼は日本に来たら食べたいものリストの上位に入ります。
味わって美味しくいただきました。
津波の被害を回避できた理由
道の駅を出て、いよいよ円明院へ。
福島の海沿いを走ると、テレビに映し出された津波の映像が頭をよぎります。
道路沿いには線量計が残っていて、また以前は人が住んでいたであろう場所が平らに整備され、更地になっている。
15年経った今でも、記憶を呼び起こす風景が残っていました。
私達が訪れる円明院は海からの距離がわずか500mしかありません。
実際に訪れると、海がすぐ近くに感じられ、津波の被害を逃れられたのが不思議なほどです。
震災当時、約9〜11mの津波がこの地域を襲いましたが、円明寺は津波よりほんの少し高い場所(約11〜12m)にあったことが幸いしました。
日本各地の古い神社や寺院の多くは津波や洪水などの災害を経験した上で、過去の災害で水が来なかった場所(安全な高台)を選んで境内を建てていたそうです。

円明院もまさに先人の知恵によって震災から守られたお寺といえます。
パワースポットと呼ばれる理由
少し高い場所にあったことが幸いした...。
とはいっても、周辺の家屋や木々が押し流される凄惨な状況の中で、円明院だけがぽつんと無傷で残った光景は、やはり驚きです。
『奇跡のお寺』として語り継がれるきっかけとなったのも分かる気がします。
11時を過ぎてしまいましたが、これまで何度もこのお寺を訪れている兄は住職と仲が良いようで、快く迎えてもらえました。
住職の講話は非常にユニークで、エンタメ性が抜群です。
食後にお坊さんの話を聞くと眠くなるんじゃないかと思っていましたが、いつの間にか話に引き込まれて、ためになる講演を聞いた感覚になりました。

講話の後は、参拝をします。


順序に従って進みながら参拝をするのですが、途中で不思議な体験が。
お寺の裏山を登ると、木と木の間にロープがつないであり、そのロープに鈴がつけられています。
この日はほぼ無風で、ロープや木にも触れていません。
しかし、その鈴が揺れて音を立てるのです。

お寺に満ちている強力なエネルギー(気)によって自然に鳴る不思議な現象。
お寺に来るまでは半信半疑でしたが、実際に体験すると『えっなんで?』となります。
これは言葉でいくら説明しても伝わらないと思うので、体験するのが一番かもしれません。
とにかく、ワタシの場合はここでパワーを充電できました。
気になるかたはぜひチェックしてみてください。
まとめ
普段はそれほどまめに連絡は取ったりしないのですが、兄夫婦は常に私達のことを気にかけてくれます。
特にワタシが辛い状況にある時は、さりげなくサポートをしてくれる。
見た目はコワモテで、ぶっきらぼうな雰囲気がありますが、心優しい、頼れる存在の兄。
そして、兄の横で私たちをとても気遣ってくれる義理の姉。
義母のケアで疲れているだろうと、気晴らしの旅行に連れ出してくれました。
パワースポットのお寺を巡り、絶景のホテルに泊まらせてくれ、旬のあんこう鍋をご馳走になりました。



以前、兄夫婦がニュージーランドに来たこともありましたが、その時は私達には余裕がなく、大したことができなかった思いがあります。
もう一度NZに来てもらい、できる限りのことをして楽しませたい。
『兄夫婦への恩返し』
この国でさまざまな経験をしてきた中で、まだやり残していると感じることの1つです。




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