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世界的な需要増加で『羊乳』産業が成長

最終更新: 2019年11月5日





羊乳に対する世界的な需要が高まりが、NZの羊乳産業の成長を促進しています。


人間が乳用動物として最初に利用したのは『ヤギ』で次が『ヒツジ』。


牛が利用されたのは、そのずっと後のことだと言われています。


羊乳の特徴は、牛乳やヤギ乳よりもほぼすべてのビタミンやミネラルが豊富なこと。


また、タンパク質については牛乳の約2倍を含み、成長と発達に不​​可欠な高品質の脂肪が豊富に含まれています。


これまで羊乳はチーズの原料として使われることが多く、ギリシャの『フェタチーズ』や青かびチーズの王様といわれるフランスの『ロックフォールチーズ』などが有名です。


しかし、現在の羊乳需要の高まりはチーズが原因ではないようです。


羊乳は栄養価が高いだけではなく、消化しやすいという特性があることから、『乳幼児用ミルク』としての需要が高まっています。


NZの羊乳製品メーカー、スプリングシープ社は今年、マレーシアで幼児用羊乳(粉ミルク)の販売を開始。


アジアでの需要が伸びていることから羊乳生産をさらに増やしていくことを検討しています。


これまで1シーズンで一頭の羊から取れる乳量は100L〜150Lほどで、羊乳産業は収益性が問題となっていました。


しかし、ヨーロッパから輸入された新たな系統の羊によって乳生産は倍増し、平均270L以上を達成。


現在は平均300Lを目標として掲げるほど生産性が向上しています。


羊乳は牛乳とは異なり、『付加価値製品』として市場価格の変動に左右されず、酪農家に高収益をもたらす可能性を秘めています。


また、農家が乳牛から乳羊へ転換する場合、


・放牧地を強化する必要がない

・環境へ与える負荷が少なくなる


これらの点も、羊乳生産を増やす後押しになると、スプリングシープ社のマクドナルド氏は述べています。


牧草で育つ健康な羊から生産される栄養価と安全性の高いNZ羊乳。


世界需要の高まりによって、羊乳産業はこれから大きく成長していくかもしれませんね。


参考記事:Newshub


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