世界平和ランキングでニュージーランドが2位に!
前回は世界の大学ランキングについてご案内しましたが、今回も引き続きランキング情報をお伝えしたいと思います。
何についてのランキングかというと「平和」です。
「平和?一体どうやって平和かどうかを判断するの?」
軍事支出、紛争やテロによる死者数、暴力に対する経済費用など、いくつもの指標でスコアをつけて判定されます。
では、さっそくランキングの結果をご案内したいと思います。
<2019年世界平和インデックス>
1位 アイスランド(34万人)
2位 ニュージーランド(500万人)
3位 ポルトガル(1031万人)
4位 オーストリア(877万人)
5位 デンマーク(574万人)
6位 カナダ(3706万人)
7位 シンガポール(561万人)
8位 スロベニア(206万人)
9位 日本(1億2680万人)
10位 チェコ(1058万人)
※カッコ内は人口
世界1位は12年連続でアイスランドでした。
牧歌的な風景のイメージ通りですね。
殺人率の低さ、国連のPKO活動への拠出金増額なども評価されたとのことです。
そして、ニュージーランドは世界第2位!
今年はクライストチャーチで痛ましい銃撃テロ事件がありました。
しかし、23指標のうち、22指標でスコアを維持または改善したとのことで挽回し、高評価を獲得したそうです。
地域的に平和なのは10カ国中6カ国を占めるヨーロッパ。
ただ、経済規模が大きい主要三カ国でいえば、ドイツは22位でしたが、イギリスは45位、フランスは60位という結果になっています。
トップ10の中でひときわ際立っているのは「日本」です。
比較的人口が少ない国が上位に並ぶ中、1億人以上の人口を抱える日本は堂々の9位。
日本がいかに平和な国であるかを証明しています。
NZの新聞記事でも「世界の一流国の中で最も高いスコアを獲得した(平和である)」と掲載されていました。
日本人としては嬉しい限りです。
ちなみにアメリカは163カ国中、128位、中国は110位でした。
世界平和インデックスを発表した機関の報告書で、
「世界は10年前よりも平和でなくなっている」
と、記載されていたのがちょっと気になるところです。
平和は決して当たり前ではないんだな、ということを3月の事件でも思い知らされました。
これからも日々、感謝して、平和なニュージーランドに住んでいきたいと思っています。