両親が婚約!NZのファーストベイビーが満1歳に
アーダーン首相のお子さんのニーヴちゃんが昨日(6月21日)満1歳になりました。
(出所 Stuff)
現役首脳として在任中に出産をしたのは、パキスタンのプット首相以来、世界で2人目。
世界中でニュースになってからもう1年が経ったんですね。
2017年10月に史上最年少(37歳)の首相が誕生した時も驚きましたが、その3ヶ月後に妊娠を発表してさらにびっくり。
2018年6月にニーヴちゃんが無事産まれてからは6週間の産休を取得しました。
国のトップが産休を取得したのは世界初。
アーダーン首相のこれまではとにかく話題が尽きませんでした。
さて、ニーヴちゃんのお父さんといえばクラーク・ゲイフォードさんですね。
ゲイフォードさんとアーダーン首相は、これまでパートナーという関係でした。
「パートナー?」
事実婚といったほうがわかりやすいかもしれませんね。
ニュージーランドでは「ディファクト」とも呼ばれています。
この国では子供がいても結婚はせずに事実婚のままという人がたくさんいます。
1年以上同棲しているカップルは、結婚しているのと法的に同じ権利が発生するので、わざわざ結婚をする必要もないのかもしれません。
また別居をして2年以上経たないと離婚証明書が出ないなど、離婚をする際にとても時間がかかるため、あえて結婚をしないというカップルも増えているんです。
形にこだわらないところは何ともニュージーランドらしい感じがします。
先月、ある式典に出席したアーダーン首相が、左手に指輪をしていたことがニュースとなりました。
実は、イースターホリデー中に、ゲイフォードさんがプロポーズをして結婚することになったのです。
手渡した婚約指輪はゲイフォードさんの祖母から受け継いだものだったとか。
飾らない感じが素敵だな、と思ってしまうのは私だけでしょうか。
ニーヴちゃんは生後3ヶ月の時、ファーストベイビーとして国連総会に同行しています。
1歳になって参加する最大の国家イベントは両親の結婚式になるのでしょうね(笑)。