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NZの元サッカー選手が作り出したサスティナブルなシューズ『All Birds』

執筆者の写真: キオラ!ロトルアキオラ!ロトルア


サッカーの元ニュージーランド代表として活躍したティム・ブラウン。


2012年に現役生活に別れを告げた彼がその後情熱を注いだのが『靴作り』でした。


ビジネススクールに通いながら友人のために革靴を作っていたとき、『ある違和感』を感じたとのこと。


環境に負荷がかからない靴を作るにはどうすれば良いのだろうか。。。


そして、あるアイディアを思いつきます。


それがニュージーランド名産の羊毛を使って靴を作ること。


資金をクラウドファンディングなどで集め、再生可能素材の専門家とパートナーを組んだティムは、2016年に環境に優しいフットウェアを設計する企業、『ALL BIRDS』を設立。


初めて開発したシューズ『ウールランナー』はその名の通り極細のメリノウールを使った製品でした。


メリノウールとはメリノという種類の羊から取れる毛のことです。


防寒、消臭、除湿などに優れる非常に高機能な羊毛で、アウトドアウェアの素材としてよく利用されています。


メリノウールの特性に精通していたティムが靴の素材として応用することを思いついたのは自然なことだったのかもしれません。


その後、羊毛以外にもユーカリの繊維を使用したシューズを開発するなど、ALL BIRDSのサスティナブル(持続可能)なモノづくりは世界中で話題を呼びます。


多くの投資家からも注目を集め、その中にはハリウッド映画で活躍し、環境活動家としても知られるレオナルド・ディカプリオも含まれているとのこと。


ALL BIRDSの商品はNZ(オークランド)の他、アメリカ、イギリス、ドイツ、中国などで販売され、そしていよいよ日本にも上陸。


本日(2020年1月10日)、東京・原宿にコンセプト店がオープンします。


興味のある方はメリノウールを使ったシューズの履き心地を体験されてみてはいかがでしょうか。


「ALL BIRDS 原宿店」 東京都渋谷区神宮前1−14−34 原宿神宮の森ビル1階


参考情報:ストレートプレス



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