サッカー日本代表の本田選手が生み出そうとしているのは「未来への架け橋」
当社のお客様は日本からいらっしゃいますので、日本で話題になっているニュースはとても気になります。
昨日のニュースで最も気になったのは下記のニュースでした。
「サッカー日本代表の本田圭佑選手がカンボジアのサッカー代表チームのGM(実質的な監督)に」
現役のサッカー選手でありながら一国の代表監督になるのは極めて異例で、誰も思いつかないような発想です。
東京オリンピックに日本代表として出場することを目標に掲げる本田選手。
「本田選手が日本代表としてカンボジアと対戦することになったらどうするの?」
このニュースに反応した長友選手の上記ツィートは「なるほど」と思うもので面白かったです。
本田選手はサッカー選手という枠をすでに飛び越えていて、ビジネスパーソンとしての才能も発揮しています。
<本田選手の会社が携わっている事業>
日本最大級のサッカースクール(65ヶ所)の経営
業務提携しているオーストリアのプロサッカーチームの経営
カンボジア・ウガンダのプロサッカーチームの経営
また、アメリカの俳優、ウィル・スミスと100億円を超える投資ファンドを立ち上げることを先月発表しました。
彼は以前から個人投資ファンドを通じてベンチャー企業などに投資をしています。
サッカーチームの経営はともかく、ベンチャー投資などは畑違いなように聞こえるかもしれません。
私は、本田選手がやっていることには「一貫性」があると感じており、それは「未来を創り出すこと」だと思っています。
カンボジアの500リエル紙幣。その裏側には、日本のODA(政府開発援助)でメコン川に架けられた「きずな橋」と「つばさ橋」の2つの橋が描かれています。
さらに、紙幣の右下あたりにはカンボジアの国旗とともに「日本の国旗」があるのです。
日本の技術と資金によって架けられた橋は、カンボジアの人々の生活を大きく向上させました。
紙幣は国民だれもが使う「国の顔」です。
未来を変えてくれた日本に対し、感謝の意味を込めて描かれた紙幣は日本とカンボジアの友好関係を象徴しているように感じます。
カンボジア代表チームのGM就任会見で、本田選手は2つのミッションを掲げました。
一つはカンボジアのサッカースタイルを確立すること、もう1つはカンボジアの素晴らしさを世界に発信することです。
彼がイメージしている未来は、短期的にカンボジアチームを強くすることではないと思います。
数年先、数十年先につながる仕事をカンボジアでしたいと考えているのでしょう。
私の仕事のミッションは、ニュージーランドの魅力を多くの人に伝えることです。
そしてそれが、日本との架け橋の「一部」にでもなれたら、と本田選手のニュースを見て気持ちを新たにしました。
本日、情報を追加しました穴場の観光スポット「ブルースプリングス」。
世界で最も純粋な水源の1つと言われる場所で、ニュージーランドの自然そのままの美しさを体感できます。
そしてブルースプリングスが素晴らしいのは入場料がなんと「無料」であること。
動画も掲載しおりますので興味のある方はぜひ紹介ページからご覧ください。