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ファカタネ沖のホワイト島噴火について

執筆者の写真: キオラ!ロトルアキオラ!ロトルア

更新日:2019年12月10日



昨日(12月9日)、北島東部、ファカタネの48キロ沖合にあるホワイト島で大規模な噴火が発生しました。


残念ながらこれまでに5名の方が亡くなられ、8名が行方不明、30名以上が負傷しているとの報道がされております。


ホワイト島は活火山として常時監視されていますが事前の噴火予測ができず、また、観光客が訪れる日中の時間帯(午後2時ごろ)に噴火したことも被害の一因となってしまいました。


噴火翌日の12月10日現在、ファカタネから見えるホワイト島からは大きな噴煙が立ち上ってはおらず、噴火はおさまっているようにうかがえます。


現地の火山学者ブラッド・スコット氏によると、火山灰がニュージーランド本土に到達する可能性はかなり低いとのことで、仮に到達してもその量はわずかであり、人体に影響を与える可能性は非常に低いと述べています。


現時点で、ロトルアをはじめNZの各都市においては噴火による直接的な影響(火山灰等)は確認されておらず、日常生活や交通状況は平常通りとなっております。






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