検索
ニュージーランドの国会議事堂を見学できるツアー

ニュージーランドの国会議事堂ではガイドが館内を案内するツアーを行なっています。
コロナ明けに参加した時はセキュリティ上の観点から写真撮影はできませんでした。
現在は許可されており、理由を尋ねてみると『参加者からのリクエストが多かったからじゃないかな』と笑顔で答える職員の方。
こうした所でもフレンドリーさを惜しまないニュージーランドらしさを感じます。
ツアーの参加者は20人ほど。
イギリス、ハンガリー、中国、オーストラリア、インドなど様々な国から来た人々です。
簡単なDVDを見た後、記者会見等で使用される部屋からツアーが始まります。
コロナ禍の時にブルームフィールド保健局長が毎日会見していた場所で、数年前のロックダウンが頭をよぎりました。

その後、蜂の巣に似た形状をしている建物、通称ビーハイブ(蜂の巣)へ移動。
首相の執務室などもありますが、見学できるのは来賓をおもてなしするエンターテイメントルームです。
弧を描くように窓があることで、陽がよく入りとても明るく感じます。

議会が行われる建物へ続く通路は見覚えが...
ニュースで記者がよく政治家にぶら下がり取材をしている場所です。
ハイライトはやはり国会議員が一堂に会する議場。

正面に議長が座る大きな椅子があり、与党と野党が向かい合う形で座席が配置されています。
ニュージーランドは一院制で、提出された法案(Bill)は比較的スピーディーに法案審議が進み、新たな法律(Law)が施行されます。
現在は保守系の国民党政権で財政再建や経済成長等に重点が置かれた政策を進めようとしています。
60分のツアーで参加者は皆、熱心にガイド(職員)の方に質問をされていました。
政治の街らしいツアーで、予約は必要ですが参加料は無料。
首都ウエリントンを観光する際にはオススメです。
Comments