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夏の観光シーズンにレンタカー不足になる恐れ

更新日:2023年7月10日




世界的な旅行ブームの中、ニュージーランドを訪れる観光客も増えており、コロナ前水準の90%超まで戻ってきました。


現在、南半球のニュージーランドは冬。


寒くて雨が多いため観光客はさほど多くありませんが、もう数ヶ月すると本格的な観光シーズンが始まります。


観光業にとってかき入れ時期は、夏(12月〜2月)になるわけですが、ある困った問題が起きているようです。


その問題とは、レンタカー不足。


新型コロナが流行し国境を閉鎖していた時期、レンタカー業界は需要が激減したため保有台数を大幅に減らさざるを得なくなりました。


その後、国境を再開したことでレンタカー需要は戻りはじめたのですが、それに見合うだけのレンタカーを増やせていません。


ニュージーランドで走る車は全て輸入車のため、日本をはじめ海外からの調達となります。


パンデミックによってサプライチェーンが乱れたことで自動車部品供給が滞り、新車の納品にはかなり時間がかかるようになりました。


新車が手に入りにくくなったことで中古車の需要が増え、中古車価格が高騰。


特に燃費が良い比較的新しい中古車は手に入りにくい状態となりました。


業界としてはエコカーを増やすなど環境に配慮する努力が必要で、車ならなんでも良いというわけにはいきません。


状況は改善しつつあるものの現時点で増やせるレンタカーは15,000台ほど。


ピークシーズンには7,500〜10,000台も不足すると見積もられています。


ニュージーランドは街中以外は信号がなかったり、また日本と同じ左側通行であることなど、車で旅行しやすい国の1つです。


観光シーズンにレンタカー利用して旅行されることをお考えの場合は、できる限りお早めに予約されることをお勧めします。


参考:Scoop Independent News


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