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祝80周年!NZ航空がエアライン・オブ・ザ・イヤーを受賞

執筆者の写真: キオラ!ロトルアキオラ!ロトルア




エアラインレイティングスが発表した『エアラインオブザイヤー2020』で、ニュージーランド航空が6度目の受賞を果たしました。


この賞の審査基準となるは、乗客レビュー、安全性、機内設備、収益性など12の項目で、ニュージーランド航空はほとんどで1位を獲得したとのこと。


ダントツのトップエアラインであることを証明したことは12,500名の社員だけではなく、NZ国民にとっても嬉しいニュースです。


さかのぼること20年ほど前。


ニュージーランド航空は、巨額の営業損失を計上し、存亡の危機に立たされていたことがあります。


結局、2001年にNZ政府がナショナルフラッグキャリアの株式(82%)を買い取ることで救済し、国有化をしました。


その後、高コスト体質を見直すことで、2年後の2003年に収益性の改善に成功します。


さらに、長距離航路にプレミアムエコノミー、スカイカウチなど新たな座席を導入するなど、サービス面も向上します。


また、NZ航空は『ニュージーランド人が最も働きたい会社』にも6度選ばれるなど、乗客だけではなく従業員にも支持される会社に生まれ変わりました。


現在も政府が保有する株式は過半数(52%)を超え、実質的に国有企業であることは変わりありません。


そのため、ニュージーランド航空はそのほかの会社とは違い、NZ国民にとっては『自分たちの会社』でもあるわけです。


現在、世界には1400もの航空会社があるとのこと。


その中で人口500万人足らずの小さな国の航空会社が世界一を何度も獲得するというのは、とても誇らしく感じます。


来年は創業80周年を迎えるニュージーランド航空。


ぜひまた、世界1位を獲得してもらいたいと期待しています。



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