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今年後半以降ベリー風味の赤いキウイフルーツが登場するかも!?


私が住むロトルアがあるのは北島の「ベイオブプレンティ」と呼ばれる地域です。

ベイオブプレンティは気候や地形、土壌などがキウイフルーツを栽培するのに適しており、ニュージーランド全体の約8割はここで生産しています。

中核都市のタウランガにあるのは、キウイフルーツ生産販売の最大手ゼスプリ社。

日本でもテレビCMをしているのでご存知の方もおられるかもしれませんね。

日本で販売しているゼスプリ社の商品は大きく分けると2種類。

「グリーン」と「サンゴールド」です。

グリーンは、その名の通り果肉が緑色で、爽やかな酸味があります。

一方のサンゴードルドはトロピカル系の甘みがあるキウイ。

どちらかというと甘みが強いサンゴールドの方が私は好きです。

ゼスプリ社はこの2つに加え、新たにもう1つ商品を加えることを検討しています。

それが「レッドキウイ」です。

「えっ?レッドって赤いってこと?」

はい、その通りです。

言葉で説明してもわかりにくいので実際の写真を見てみましょう。


果肉の中心部分あたりが赤く周りは肌色のような感じですね。

パッと見ではキウイフルーツとは思えません。

しかし、鮮やかな色をしているので、料理に添えたら映えるかもしれませんね。

気になるのはその味です。

サンゴールドのような甘みがあって、さらにベリー系の風味が加わったテイストだそう。

さっそく食べてみたいと思ったのですが、現在はまだ商業化できるかの実験段階とのこと。

国内スーパーで試験販売された時は、タイミング悪く私は食べそびれてしまいました。

その後、海外市場での反応を見るためレッドキウイはシンガポールへ輸出。

これが思いの外、販売好調だったようです。

これで商業化後のメドは立ったように思えましたが、課題はまだいくつかあって、その一つが貯蔵。

レッドキウイは外気温によっては他の品種より熟すのが早いことがわかり、流通させるにはその問題をクリアする必要があるとのこと。

ゼスプリ社は情報収集を進めており、商業化するかどうかは今年後半に決定されるそうです。

もし、商業化が決まれば、日本にも輸出される可能性もあります。

来年、レッドキウイが日本のスーパーにも並ぶかもしれませんね。


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