毎週◯億円のチャンス!?NZの宝クジで高額当選者が続出
先月下旬、オークランドで大きな額の宝くじ当選者が出ました。
その額はなんと920万ドル(約6.4億円)です。
それから1ヶ月も経たない内に今度はハミルトンで1,020万ドル(約7.1億円)の当選者が生まれました。
立て続けの高額当選で、ニュージーランドでは宝くじがちょっとしたニュースになっています。
この宝くじは「ロト」と呼ばれていて、スーパーマーケットやオンラインでも購入できます。
そのうち、高額当選が出るのはパワーボールという種類のロト。
過去の最高当選金額は2016年に出た4,400万ドル。
日本円でおよそ30億円で、当選者はオークランドに住む若いカップルだったそうです。
ニュージーランドロトの歴史は比較的浅く、始まったのは1987年。
それから30年余りで延べ110億ドル(約7.7兆円)の当選金額が支払われています。
こんな小さな国でもロトにはすごいお金が集まってるんですね。
でももし仮に、ロトで高額当選したら、税金はどのくらいかかるでしょうか?
正解は「ゼロ」。
当選金が無税なのは日本でも同じです。
日本の宝くじの売上の約4割は、運営母体である自治体の税収となります。
当選者からさらに税金を徴収すると二重課税になってしまうので、税金がかからないのです。
さて、日本で最も有名な宝くじといったら「年末ジャンボ」ではないでしょうか?
最も多くの1等を出すと言われる西銀座チャンスセンターの行列は年末の風物詩となってますね。
では、ニュージーランドにも幸運なロト売場があったりするでしょうか?
やはりあるんです。
北島のヘイスティングスにあるユニケムストートフォードロッジという売場で、1等当選はこれまで48回。NZで最も幸運なロト売場と呼ばれています。
今年の3月にもこの売場から1100万ドル(約7.7億円)の当選者が出ているんです。
宝クジでもう1つ気になるのが当選確率です。
1等が100万ドル(7千万円)のロトの場合、380万分の1で、当選すると数億円にもなるパワーボールは3800万分の1程との事。
ちなみに日本の年末ジャンボの1等当選確率は2000万分の1くらいだそうです。
パワーボールやジャンボ宝くじはちょっと当たりそうもない気がしますが、「ロトならひょっとして」なんて考えてしまいますね(笑)。
ロトは毎週行われているので買ったら割とすぐに結果がわかります。
日本国内では買えない海外の宝くじ。
ニュージーランドを旅行される方は、話のタネに「ロト」を楽しんでみてはいかがでしょうか。