ラグビーW杯まであと3ヶ月!NZの力が加わった日本代表チームを応援しよう!
9月20日から始まる第9回ラグビーワールドカップまで3ヶ月あまりとなりました。
史上初のアジア開催、しかも日本で行われるビッグイベントです。
前回2015年のイングランド大会では初戦でW杯優勝経験国の南アフリカを破り、世紀の番狂わせを起こした日本代表。
惜しくも初の1次リーグ突破はなりませんでしたが世界中に感動を与えてくれました。
今回はぜひ決勝トーナメントに進出してもらいたいものですね。
ちなみに1次リーグの日本戦予定は以下の通りです。
9月20日(金) 日本 対 ロシア
9月28日(土) 日本 対 アイルランド
10月5日(土) 日本 対 サモア
10月13日(日) 日本 対 スコットランド
前回大会では1次リーグ4戦で3勝をあげながら敗退してしまいましたが、その時に唯一の黒星をつけられたのが今回も4戦目で対戦するスコットランドです。
第1戦目で南アフリカと激闘し、次の試合で対戦した相手がスコットランドでした。
中2日という短期間の試合間隔で疲労が残る日本代表は、45-10という大差でスコットランドに敗れてしまいます。
今回は試合間隔が1週間取られていますし、ホームチームとして戦えるので前回よりはずっと良い状況です。
現在、ラグビーの世界ランキングで日本は11位で、スコットランドは7位。
確かに強敵ではありますが、勝てない相手ではありません。
今度こそスコットランドに勝って準々決勝に進出してもらいたいものですね。
さて、ワールドカップに出場する日本代表チームのメンバーはもう決定したのでしょうか。
日本ラグビー協会は今月、代表メンバー候補42名を発表し、この中からワールドカップに出場する31名を選出するとのことです。
そして今回選ばれたのメンバーの中に嬉しい名前がありました。
「トンプソン・ルーク」です。

なんだ、日本人じゃないんだ。
そう思われた方もいるかもしれませんが、彼はニュージーランド出身で、2010年に日本国籍を取得した「日本人」です。
現在38歳。代表では最年長のベテラン選手で、ニックネームはトモ。
関西にあるクラブチームで長く活躍し、日本語はコテコテの関西弁を話します。
ワールドカップには日本代表として2007年大会から出場していて、今回出場すればなんと4回目。
実は前回大会の最終戦後、トンプソンは日本代表チームから引退することを表明していました。
しかし、代表に彼の力はまだ必要で2017年から再び代表選手として選出されています。
外国出身者として代表チーム最多の出場記録(64キャップ)をもつ彼は、「生まれた国は関係ない。僕らには日本のプライドがある」と述べるなど日本への思いが強い人物です。
ラグビーの能力だけではなくチームの精神的支柱になるであろうトンプソン。
怪我をせずに最終31人のメンバーにぜひ残ってもらいたいと思っています。
ちなみに42名の代表候補にニュージーランド出身者は6名選ばれました。
トンプソン・ルーク(クライストチャーチ出身・日本国籍)
リーチ・マイケル(クライストチャーチ出身・日本国籍)
ツイ・ヘンドリック(オークランド出身・日本国籍) ヘンリー・ジェイミー(オークランド出身・日本国籍)
レメキ・ロマノラヴァ(オークランド出身・日本国籍)
ウィリアム・トゥポウ(オークランド出身)
そして監督もニュージーランド(ブレナム)出身のジェイミー・ジョセフです。
日本とニュージーランドがタッグを組んで戦うような代表チームはとても魅力的です。ぜひみんなで応援しましょう!
今回はあえてニュージーランド代表チームについてはふれませんでしたが、オールブラックスについてはまたの機会に書くつもりです。