top of page
執筆者の写真キオラ!ロトルア

ユーモアたっぷりで誰もが楽しめる羊の毛刈りショー【アグロドーム】をご紹介!


今回は羊の毛刈りショーで有名なロトルアの観光スポット、アグロドームのご紹介です。

アグロドームはロトルア市街からは車で15分ほどの距離にあります。


駐車場からレセプションへ向かう途中にある開放的なスペース。

ベンチもあるので天気が良い日はお弁当を持ってきても楽しそうです。


入口の横にあるの銅像。羊の毛刈りをしています。

1970年、 当時の羊の毛刈りの世界チャンピン、ゴドフレイ・ボーウェンは大阪万博で羊の毛刈りを披露します。

好評を得たことをヒントにその翌年、ニュージーランドでショーとして誕生したのがアグロドームの始まりでした。

アグロドームは日本とゆかりのあるアトラクションなんですね。


受付におられたのは笑顔がキュートなエミーさん。

幼少期に日本に住んでいたそうで話す日本語はとてもナチュラルです。

ファームショーでは、エミーさんが英語を日本語に通訳してくれるので安心して楽しめます。

また、この日はファームツアーの案内もしてくださいました。


受付でチケットを購入したら、こちらの通路からファームショー会場へ向かいます。


会場の隣にはお土産物コーナーがあるので、ショーが始まるまでの間ショッピングもできます。


ファームショーは7カ国語に対応しています。


座席毎にヘッドフォンが用意されているので、日本語はチャンネルを「3」にセットします。


司会者はとてもユニークで、絶えず冗談を交えながら羊(19種類)の紹介をしていきます。


近くで見るとこんな感じです。それぞれ特徴を持っていますが、違いがわかりますでしょうか?


毛刈りの時はこのスタイル。上着を脱いで気合十分です。

登場した時は少し暴れていた羊も足で挟まれたら観念した様子で動かなくなりました。


バリカンの刃は鋭いため、お腹の部分を傷つけないように注意をして毛を刈ります。

お腹周辺の毛は汚れが落ちにくく、白くするのは難しいとのこと。色付きの羊毛製品に使われているそうです。


背部の毛は上質な羊毛として出荷されます。羊毛はとれる体の部位によって価値が変わるんですね。


毛刈り終了です。毛がなくなると一回り小さくなったように見えます。

羊が寒く感じないか心配ですが、毛を刈った羊はすぐに餌を与えられ、それが皮下脂肪となるため体温を保つことができるそうです。


刈った毛は観客も触ることができます。ふわふわしていますが、毛の表面についている脂で手がべたつきます。


毛刈りショーの後は牛の乳しぼり体験です。体験希望者は手をあげて司会者にアピール。

体験後は、乳搾り達人として賞状がもらえますので、とても良い思い出になります。


続いて牧羊犬のパフォーマンス。ショーではアヒルを羊に見立てて牧羊犬が追いかけます。

牧羊犬は指示通りにアヒル達をうまく誘導していました。


最後は羊の背中の上に乗って遠吠え。座っていた羊たちもちゃんと立ち上がって協力しています。


ショー終了後は、観客たちもステージに上がって羊たちと一緒に写真撮影できます。

写真右の羊は前髪があるリンカーンという種類の羊です。前髪が鬱陶しくないのかが気になります。


羊同士が話をしているようですね。ショーの反省会をしているのかな?

中央のコリデール種は左隣のメリノー種に、前髪があるリンカーン種を交配してできました。

強健な体質と気候風土にもよく適応するので飼いやすく、日本で飼育されているほとんどの羊は、このコリデール種です。


角が個性的なドーセットホーン種。前が見えるか心配になります。

この種から取れる羊毛は弾力が強く、褐色のない美しい白色でニットやフェルト、上級ツイードに使われます。


本日最後のショーを終えてちょっと疲れたかな。


トレーニングされている牧羊犬はとても忠実。ただ、なかなか目を合わせてもらえませんでした。。。

初めから「牧羊犬」がいたわけではなく、牧羊に適した犬を作るため様々な犬種を交配したそうです。上の犬にはシェパードの血が入っているのがわかりますね。


毛刈りショー終了後、外の広場では牧羊犬による羊を追い込むパフォーマンスが行われます。

牧羊犬は主人の指示を受けて羊たちの動きを右へ左へコントロールします。

最後は、奥に見える木枠の中へ3匹の羊を誘導して終了。お見事です。

羊の毛刈りショーは45分。国籍、年齢に関係なく誰でも楽しめる内容だと思います。

この後は、トラクターにけん引された専用車にのってファームに参加しました。

ファームツアーについては後日ご案内させていただきます。

なお、アグロドームの営業時間やアクセスはこちらよりご確認ください。



bottom of page