乗り物酔いしやすい人必見!酔ってしまった時に効く意外な対処法って?
ツアーガイドをしていて移動時間が長くなると「お客様が車に酔ってしまわないか」がいつも心配になります。
車酔いの主な原因は、以下の3つです。
1不規則な加速、減速、揺れなど
2不快に感じる匂い
3睡眠不足や体調不良
酔ってくると、まず「アクビや生唾」などの初期症状が現れますので、酔いやすい方は要注意です。
頭痛、冷や汗、吐き気をもよおすなど、はっきりとした症状が出たらすぐに対処しなくてはなりません。
車酔いの対処法として一般的なものは、以下のようなものがあります。
1できるだけ遠くを見るようにする
2車内に匂いがこもっている場合は窓を開けて空気を入れ替える
3靴を脱ぐ、お腹のベルトを緩めるなど体を締め付けている物を外す
車酔いが起こるメカニズム(順序)はというと、、、
1目から入ってくる情報と体の位置情報のズレが起きる
2自律神経のバランスが崩れる
3車酔いが発生
車内の「揺れ」が視覚と体の間にズレを生むことがポイントです。
バスの場合は、エンジンが後方に付いていることが多く、後部座席ではエンジンの揺れを感じやすくなります。
乗り物に酔いやすい方は、エンジンの揺れを感じにくく、座席の下に車輪がない「中央部座席」を選んだ方が良いでしょう。
前方座席はタイヤの上だと振動を感じやすくなりますが、前がよく見える座席であれば良いと思います。
,なお、一般的に酔い止め薬は即効性がありませんので、酔ってからの対処法としては遅い気がします。
薬は、最低でも乗車30分から1時間以上前に飲むことをおすすめします。
さて、揺れによって乱れてしまった「自律神経バランス」を取り戻すのに、他に効果的な方法はないのでしょうか?
実は私も実践している乗り物酔いに有効な方法があります。
それは「冷たい物を口に含むこと」。
氷やアイスクリームなどが理想ですが、冷たい飲み物でもいいと思います。
口の中の神経が冷たいものによって刺激されると、自律神経の乱れは緩和されるそうです。
空腹だと酔いやすい傾向がありますので、冷たいものをお腹に入れるというのは理にかなっています。
沖縄のダイバーの間で行われている船酔いの直し方に「首筋や背中に冷水をかける」という方法があります。
身体への「冷たい刺激」というのが、乗り物酔いには効果的なのかもしれませんね。
さらに、もっと効果的な乗り物酔い対策を、という方にはフランスの自動車メーカー「シトロエン」が開発したこのメガネが有効かもしれません。
レンズが4つもある、ちょっと異様なこのメガネのフレームには青色の液体が入っており、それらが揺れや傾きに同調する水平線を作り出します。
すると視覚と体の位置情報のズレがなくなり、メガネを10分間かければ乗り物酔いは解消してしまうそうで、実際、95%の人に効果があったとのこと。
乗り物で移動しながら、本を読んだり、スマホ画面を見続けられるのはすごいと思いますが、やはり問題は「このメガネを人前でかけられるか」ですね。
ロトルアからは片道1〜3時間以内でいける見どころ(以下)がたくさんあります。
ワイトモ:ツチボタル
マタマタ:ホビット村
ハミルトン:ハミルトンガーデンズ
タウポ:フカフォール
トンガリロ:世界遺産の国立公園
タウランガ:マウントマウンガヌイ
各観光スポットまでは車またはバスでの移動になるかと思いますが、乗り物酔いの準備を事前にしておけば楽しい旅行になると思います。
観光ツアー情報については当社ホームページに掲載しております。ぜひご覧ください。