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もうすぐ「言葉の壁」を感じずに海外旅行を楽しめる時代がくるかも?

執筆者の写真: キオラ!ロトルアキオラ!ロトルア

昨日からオークランドで、ある有名シンガーのライブツアーが始まりました。

映画タイタニックの主題歌を唄った(ちょっと古いですね)セリーヌ・ディオンです。

インスタグラムでライブの動画を見ましたが、50才になってもあのパワフルな歌唱力は変わっておらず圧巻のパフォーマンスでした。

そして私の目を引いたのは引き締まった抜群のスタイル。

私は最近ちょっと太り気味なので見習わなければ、、、

もう1つ彼女を見習いたいところがあります。それは「言語習得」です。

セリーヌ・ディオンは日常生活で英語とフランス語を話します。

そして歌については、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ラテン語、中国語、そしてなんと日本語でも唄ったことがあるとのこと。

私は日本語(標準語と秋田弁)以外に一応、英語も話しますが、英語はまだまだ勉強中の身です。

ニュージーランドは英語圏以外からの移民が多いので、2つ以上の言葉を話す人々の割合は国全体で約2割、最大都市オークランドではなんと5割以上にものぼります。


英語以外で話される言葉としては、先住民族のマオリ語、サモア語、ヒンディー語、中国語、フランス語がトップ5です。

私は英語もままならないくせに、英語以外に興味をもっている言語があります。

それは「中国語」。

ニュージーランドは「観光ブーム」と呼ばれるほど世界中から多くの観光客がやってきます。

外国人観光客数はこの10年で40%も増え、昨年は370万人に達しました。

その中でも個人的に多く感じるのが「中国」からの観光客です。

昨年の中国人観光客数はおよそ45万人、日本人観光客(約10万人)の4倍以上になります。

ニュージーランドの観光産業にとって中国は、オーストラリアに次ぐ2番目に大きなマーケットで、潜在的にはナンバー1かもしれません。

観光名所には必ずと言っていいほど中国語のパンフレットがあり、観光地を紹介するウェブサイトにも中国語バージョンがあったりします。


時折、私は中国の方に中国語で話しかけられることがあり、昨日も外出先でそんな出来事がありました。

私のことを全く疑わずに中国人だと思って話すので、最初のうちはちょっと戸惑いました。

ただ、せっかく微笑んで話しかけてもらってるのに言葉を返せず「もし中国語が少しでも話せたら彼らともっと親しくなれるのに」と毎回思っています。

読む方はGoogle翻訳のおかげで、コピペで簡単に翻訳し、ある程度理解できるようになっています。

問題は会話です。

ただ私が言語をマスターする前に「言葉の壁」はテクノロジーによって解決されるような気もします。

そんな風に感じたのは進化している翻訳機の存在がきっかけでした。


上の動画で紹介されている商品は日本で来月発売予定の「ポケトーク」。

74言語に対応し、グローバルSIMによって旅先での設定が不要など、使い勝手が良いようです。

海外のレストランやホテル、買い物の時などちょっとした会話には便利かもしれません。


長く会話を楽しみたい場合は、イヤホン型翻訳機の方がいいですね。

どれだけ正確に翻訳ができるのかはわかりませんが、難しい内容の会話でなければ十分対応できそうな感じがします。

技術の進歩は目覚しいので、近い将来タイムラグもなく正確に翻訳できる商品が出てきて、海外旅行はもっと気軽に、もっと深く楽しめるようになるかもしれません。

ただ、そうなると私のような現地ガイドは必要なくなってしまうかもしれませんね。

ちょっと怖い未来をのぞいてしまった気がします、、、



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