
季節の花々
ガーデニングの国イギリスの影響を受けるNZ。世界中から様々な花が持ち込まれ色とりどりの花が咲きます。また日本では見かけないNZ固有の花を見るのは貴重な体験。季節のお花で目を楽しませてみてください。

Kowhai
コファイはマオリ語で『黄色』を意味する言葉。春に小さな黄色い花を咲かせる。ニュージーランドの国花として認知され、国内全土で見ることができる。街路樹や庭木で見かけることが多い。
【開花時期】春・9月〜10月
コファイ

Wisteria
振り袖姿の女性にたとえられる優雅な花を見られるのは春。写真はロトルアのクイラウ公園で撮影したフジ。小さな橋がフジの花に覆われ、紫のトンネルになっていました。
【開花時期】春・10月〜11月
フジ

Pohutukawa
12月中旬頃に満開を迎え、鮮やかな赤い花を咲かせることからクリスマスツリーとも呼ばれるポフツカワ。自生しているのは北島のみ。植栽されたことで現在はニュージーランドの至る所でみられる。
【開花時期】夏・12月〜1月
ポフツカワ

Silk Tree
薄紅色の刷毛のような花は繊細で独特。夜は葉が合わさり眠るようにも見える。成長すると高木になりたくさんの花をつける。夫婦円満の象徴とも言われ庭木で見ることが多い。
【開花時期】夏・1月〜2月
ネムノキ

Rhododendron
春の訪れとともに派手な大きい花を咲かせる。満開になると花の色(赤・ピンク・白・黄色など)で木が染まって見事。ロトルアでは公園や街路樹として多く植えられている。
【開花時期】春・9月〜10月
シャクナゲ

Manuka
春から夏にかけて白い花を咲かせるNZ原産の花木。この小さな花から集められた蜜がマヌカハニーとなる。葉をお茶にして飲んでいたことからティーツリーとも呼ばれる。
【開花時期】初夏〜夏・11月〜1月
マヌカ

Jacaranda
紫色の花をたくさん咲かせ、その華やかさから世界の三大花木とも言われるジャカランダ。中南米原産で気候が暖かい地域でのみ見られる。公園や校庭、街路樹でよく植えられている。
【開花時期】夏・12月〜1月
ジャカランダ

Magnolia
上向きに咲く姿は春を待ち望むようにも見える花。蕾が北を向くことからコンパスフラワーとも。紫や白の上品な色と爽やかな香りで人気。公園や庭木で見かけることが多い。
【開花時期】冬・7月〜8月
モクレン

Azelea
ロトルアでは10月上旬頃に見ごろを迎える春の花、ツツジ。シャクナゲと同様、たくさんの花をつけとても華やか。クイラウ公園にある高さ2m超の大きなツツジは圧巻の一言。
【開花時期】春・9月〜10月
ツツジ

Lupinus
テカポ湖畔で色鮮やかに咲くルピナスは観光パンフでよく見かける風景。ミルキーブルーの湖とのコントラストは特に綺麗。外来種で繁殖力が強いため駆除対象なのが驚き。
【開花時期】初夏〜夏・11月〜1月
ルピナス

Agapanthus
アガパンサスの紫や白色の花は大きく華やかなため人気がある。夏になると道路端や個人宅などあちこちで見かける。南アフリカ原産で繁殖力が強いことからNZでは雑草として扱われている。
【開花時期】夏・12月〜2月