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ヒーフィートラック
グレートウォークの中でもヒーフィートラックは特に明瞭なコントラストが楽しめるコース。うっそうとした森林、タソックの草原、高く険しい山々、低地林とヤシの木に縁取られたビーチへと風景が変化する。

🔲 解説動画/マップ/パンフレット

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🔲 コースの標高

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🔲 出発点までと終着点からのアクセス

【シャトルバス:ネルソン〜ブラウンハット】
ザ・ヒーフィーバストレックエクスプレスゴールデンベイエアー
【車での移動:ネルソン〜ブラウンハット】
ネルソンから156km(2時間半)
【車のリロケーション:ブラウンハット〜コハイハイ駐車場】
ヒーフィートラックヘルプ

🔲 コースの概要

【宿泊場所】
ハットが6軒、キャンプ場が9か所あり、一年中早めに予約する必要があります。
◯ハットには二段ベッド、マットレス、暖房、トイレ、基本的な調理設備(調理器具はありません)があり、食料、シャワー、寝具はありません。尚、各ハットに照明が備わっているかどうかを確認してください。環境保全省のレンジャーが常駐している場合があります。
◯キャンプ場にはトイレ、流し台、水道などの基本的な設備が整っています。ピクニックテーブルや調理場があるキャンプ場もあります。キャンプ場の利用者はハットの設備は利用できません。

【​1日目】
ブラウンハット→ペリーサドルハット - 17.5km(5時間)
ブラウンハットから出発し、ブラウン川の上流に向かって歩いていきます。ブラウン川にかかる橋を渡ると、その先から次第に上りになりアオレレ渓谷の美しい景色を見渡せる尾根に至ります。よく晴れた日には北島のタラナキ山を望むこともできます。このトラック上ではここが最も標高の高い場所となります。その後少し下りになりペリーサドルハットまで歩きます。近くにある天然のプールは充分な水深があります。水温が低いので誰にでもおすすめできるわけではありませんが泳ぐと爽快な気分になれます。 

【2日目】
ペリーサドルハット→サクソンハット - 12.4km(4時間)
グーランドダウンズまではタソックの草原を進みます。途中にある名物のブーツのトーテムポールは長年の間、ハイキングに訪れた人々が残していったブーツがちょっとしたオブジェになったものです。 コレクションに追加してみたい方は予備のブーツを持っていくとよいでしょう。また、この辺りには石灰質の岩が多く滝や洞窟を見に行くこともできます。その先、サクソンハットまではほぼ平坦なタソックの草原が続きます。

【3日目】
サクソンハット→ジェームスマッケイハット - 11.8km(3時間)
蛇行する川にかかるいくつもの橋を渡りながら、タソックの草原と低木林をさらに進みます。 足下を見るとピンク色がかった花崗岩の輝きに気がつくでしょう。ジェームスマッケイハットはトラックから少し上がったオープンな台地にあります。ここからはタスマン海とヒーフィー川の両方が見えます。

【4日目】
ジェームスマッケイハット→ ヒーフィーハット - 20km(6時間)
コファイやキャベッジツリー、ニカウヤシの茂る降雨林の中をヒーフィー川に向かって少しずつ下っていきます。 途中、少し寄り道してNZ最大のラタの木を見ていきましょう。川の上流域には全長148mの大きな吊り橋があり、河岸平野と川の流れを見下ろすことができます。河口に向かって下りていくうちにニカウヤシが目立つようになり絶え間なく押し寄せる波のとどろきが聞こえてきます。潮や風向きによっては川を逆流する波が見えることもあります。ヒーフィーハットは強風の影響を避けるため海から離れた場所にあります。

【4日目】
ヒーフィーハット→ コハイハイ駐車場 - 16.2km(5時間)
ヒーフィー川が海に注ぐあたりは幅が狭まっているので、川の水と逆流しようとする海水がぶつかり、勢いよく流れる様子は迫力があります。この日のハイキングは大半が森林の中です。途中、数カ所にビーチもあります。少し開けたスコッツビーチで一休みしたら、コハイハイサドルの峠を越え川にかかる橋を渡ります。少し先のコハイハイ駐車場には避難所と公衆電話があります。

🔲 宿泊場所

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【予約】こちら

【設備】2段ベッド16台 調理設備、照明、シャワー:無。トイレ・水道水(使用前に要沸騰):有

ブラウンハット

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【予約】こちら

【設備】2段ベッド28台 シャワー:無。照明・調理設備・暖房・水洗トイレ・水道水(要沸騰):有

ジェームズマッケイハット

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【予約】こちら

【設備】2段ベッド28台 シャワー:無。調理設備・暖房・トイレ・水道水(使用前に要沸騰):有

ペリーサドルハット

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【予約】こちら

【設備】2段ベッド32台 シャワー:無。照明・調理設備・暖房・水洗トイレ・水道水(要沸騰):有

ヒーフィーハット

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【予約】こちら

【設備】2段ベッド16台 照明・シャワー:無。調理設備・暖房・トイレ・水道水(使用前に要沸騰):有

サクソンハット

🔲 事前に知っておくべきこと

【通信状況】
全体的に携帯電話の電波状況は良くありません。通常、アオレレシェルター、ヒーフィー川河口近くのビーチ、ヒーフィーハットとコハイハイスコッツビーチの間の海岸沿いの道沿いでは通信環境がよく携帯電話を利用できます。尚、通信状況は使用する電話会社によって異なります。
【​コースの状態】
道はよくマークされ標識も設置されていますが、一部の区間は急勾配で荒れており、道がぬかるんでいる場合があります。ヒーフィー川に新しい橋が架かり、ヒーフィートラックが直通ルートとして再開通しました。
【気象条件】
ヒーフィートラックの天候は変わりやすく年間降水量は平均4000mmを超えます。ほとんど前触れもなく激しい雨が降り小さな川でも洪水になると危険です。雨が降っているときや雨が降った後に地滑りや岩の崩落が発生する可能性があるので注意してください。これらも前兆なく発生する可能性があります。また、トラックの一部が陥没(崩壊)することもあります。天気予報は必ずチェックしてください。カフランギ国立公園の天気予報
【洪水と潮汐】
ルイスシェルターとヒーフィーハットの間のヒーフィー渓谷では大規模な洪水が発生することがあります。道が冠水しているときに先に進むのは安全ではありません。ルイスシェルターかヒーフィーハットで待機してください。
【潮汐表を確認】
満潮で海が荒れている時は大きな波が海岸沿いの道の一部を覆うことがあります。その場合、その道は安全に歩けない可能性があります。旅行を計画するときは潮汐表を確認し遅れた場合に備えて余裕を持って時間を取ってください。
【津波の危険性】
NZの海岸線はヒーフィーハットやヒーフィートラックの沿岸部を含め、津波の危険にさらされています。長く強い地震を感じたり海面が急上昇/下降したり、海から大きな音や異常な音が聞こえたりした場合は、すぐに高台に避難してください。
【ジアルジア】
水にはジアルジアがいるリスクがわずかにあります。使用する前に水を処理してください。

🔲 必要な持ち物・装備

【食べ物】
  • コース上で食べ物を買うことはできません。必要な食事やスナック、予備の食べ物、水のボトルをすべて持参してください。軽量で調理が早く、エネルギー値の高い食べ物をお勧めします。

  • 小屋では非常食は提供しておりません。天候により遅れる場合に備え、非常食を持参する必要があります。

  • 食べ物はネズミの侵入を防ぐ容器や袋に入れて保管しましょう。キャンプをする場合は特に重要です。

【個人装備】
  • バックパック – 数日間のハイキングに適した40~60リットルサイズ

  • 防水/プラスチックパックライナー

  • 寝袋

  • 水ぶくれ治療用品を含む救急箱

  • サバイバルキット(サバイバルブランケット、ホイッスル、紙、鉛筆、高エネルギースナック食品等)

  • トラックや季節に応じた安全装備(地図、コンパスなど)

  • 懐中電灯と予備電池

  • ゴミ袋

  • 予約確認書と身分証明書

  • 共同二段ベッドルーム用の耳栓

  • 洪水や悪天候で閉じ込められた場合の緊急避難所

  • 遭難信号

  • キャンプの場合→テント、寝具、グラスシート、ガスコンロ

【​調理器具および食品用具】
  • ドリンクボトル – 容量1~2リットル

  • 食事および調理器具 – ナイフ、フォーク、スプーン、皿、カップ、鍋/フライパン/ビリー、掃除キット、ティータオル。各小屋にどのような調理設備と照明が用意されているかを確認してください。

  • 防水容器に入ったマッチまたはライター

【トイレタリー】
  • 虫除け、日焼け止め、スズメバチ刺されアレルギー用の抗ヒスタミン剤などの個人用医薬品を含むトイレタリー

  • トイレを見つけたらすぐに使用し、 予備のトイレを用意しておきましょう

  • 小屋の中には衛生用ゴミ箱を備えているところもありますが、備え付けられていない場合はご自分で用意してください

【衣類】
  • 数日間のウォーキングには少なくとも歩くための服が1セットと夜に着替えるための服がもう1セット必要です。 

  • トレッキング/ハイキングブーツまたはしっかりした履物 – 履き心地がよく、よく履き慣らされているもの

  • 靴下 – 素材はウールまたはポリプロピレン

  • ショーツ – 速乾素材

  • シャツ – 素材はウールまたはポリプロピレン

  • 下着、上着、パンツ – ウールまたはポリプロピレン

  • 下着と上着の間の衣類 – ウールまたはポーラーフリース

  • レインコート – 防水、防風、フード付き

  • オーバーパンツ – 防風・防水

  • 暖かい帽子と手袋

  • 日よけ帽子とサングラス

  • 予備の靴下、下着、シャツ/軽量ジャージ

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