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NZゴルフ界のニュースター!カズマ・コボリ17歳


ニュージーランドはゴルフ天国と呼ばれるほどゴルフ場が身近にあり、料金も安いコースも多いんです。

例えば、ロトルアの中心街から車で10分ほどにあるロトルアゴルフクラブ(アリキカパカパ)はロトルア市民の場合、$30/日(2,250円/NZ$=¥75)でプレーできます。

外国人旅行客の場合は$70/日(5,250円)になりますが、それでも日本の同等レベルのコースに比べたらずっと安い料金です。

服装についてもドレスコードは厳しくなく(カジュアルなコースの場合)、Tシャツや短パンでプレーしている人もいますし、親と一緒に子供たちもゴルフを楽しんでいたりします。

子供の頃からゴルフを始めたら上手になるだろうなぁ。

そう考えてたらある選手の名前が思い浮かびました。

韓国系ニュージーランド人のリディア・コ選手です。

彼女はアマチュア時代に130週連続で世界ランキング1位を維持し、全米アマチュア選手権も制するなど女子アマチュア界のトップに君臨。

そしてアマチュア選手として出場したオーストラリアのALPGツアーで並み居るプロを破り、史上最年少で初優勝を果たします。

この時まだ14歳。日本だとまだ中学生の年齢です。

ちなみに、それまでのアマチュア選手の最年少優勝記録は日本の石川遼選手が持っていた15歳8ヶ月でした。

コ選手はその後プロに転向。主戦場をLPGA(アメリカ)に移し、初優勝、獲得賞金100万ドル越えの最年少記録を樹立。

そして17歳9ヶ月の時に、とうとう世界ランキング1位にのぼりつめます。これも史上最年少記録でした。

圧巻のスピードでスターダムに駆け上がったリディア・コ選手。

彼女が世界1位になった年齢と同じ17歳で、今年新たなスターがニュージーランドで誕生しました。

その名はカズマ・コボリ。

『えっ?日本人?』

名前をみてそう思われた方もいるかもしれませんね。

彼は日本出身のニュージーランド選手です。


(出所:ALBA)

5歳の時に両親とNZへ移住した彼は、今年3月、アマチュアとして参加したニュージーランドのプロゴルフ選手権に出場。見事優勝を果たしました。

この大会には日本のプロツアーで活躍しているような有名選手も出場していましたが、2位に4打差もつけて優勝を飾ったのです。

先月には初めて日本のツアーにも参加し、ゴルフ通の間では「逆輸入」なんて話題となりました。

コボリ選手が理想とするのはアメリカのタイガー・ウッズ。

『ここ一番の勝負強さと自分の力を発揮できるコース上での落ち着きは真似できるものではない。いつか自分もタイガーのような選手になりたい』とニュースのインタビューで述べていました。

今のところ高校生のままプロに転向する意思はなく、大学に進学した後にプロへの道へと進むことを考えているとのこと。

そして目指す戦いの場はリディア・コ選手と同じアメリカのPGAツアーで、日本ツアーにもまたプロとして出場してみたいという希望を持っているようです。

将来ビッグな選手となる可能性を秘めている彼の名前をぜひ覚えておいてください。

前回の記事はニュージーランド出身の日本人選手、トンプソン・ルーク選手についてでしたが、今回は日本出身のニュージーランド人選手、カズマ・コボリ選手のご紹介でした。


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