体の冷えを温めて、食べても太りにくい「ラム肉」は女性の味方!
ニュージーランド旅行で撮りたい写真の1つに「羊」はあると思います。
「ニュージーランドといえば羊」のイメージは、あたり前の光景だったのですが、最近、羊の数がかなり減っているらしいのです。
1980年代、羊は約7,000万頭も飼育されており、当時の人口との比率でいうと「人間の23倍」もいた計算になります。
それが今、半分以下のおよそ2,700万頭まで減少しています。
ラム肉は美味しいのでよく食べている私は「食べ過ぎちゃったかな」と思わず反省しましたが、原因はそこではありませんでした。
羊の数が減っている一方で、農家が積極的に飼育するようになった動物がいます。
それは「牛」です。
牛は羊と比べて飼育にかかる「労務負担」が少なく、さらに農家により多くの「利益」をもたらします。
農家が羊よりも牛を好んでに飼育するようになったことが、どうやら羊減少の背景にあるようです。
北島ではすでに牛の数が羊を上回っており、実際オークランドからロトルアまでの道すがら、車窓からよく見る動物で多いのは牛です。
ただ幸いなことに、中国をはじめ国際的な羊肉需要が増えたことが輸出価格を押し上げています。
農家が潤えば羊の飼育に対する見方が変わり、今後歯止めがかかるかもしれません。
ラム肉を購入することは農家を助けることになるので、食べた方が良いことがわかり安心しました。
ラム肉は美味しいだけではなく、とてもヘルシーな食材です。
<ラム肉に多く含まれる成分>
●不飽和脂肪酸→コレステロールを減らし高血圧の人も安心
●カルニチン→体内脂肪の燃焼を促進、疲労回復等
●ビタミンB群→アレルギー、アトピー性皮膚炎にも良いとされる
●鉄分→貧血気味の方に良い
そのほか、羊肉は体を温める作用があるとされ、冷え性の方はラム肉を食べると良いと言われています。
冷え性で、お腹のお肉が気になっている私には強い味方のラム肉。
これからも食べて行こうと思いを強くしていた時、こんな動画を見つけました。
飼い主のトランポリンで飛び跳ねて遊んでいる羊の名前は「ベーコン」。
名前も美味しそうなのが切ないのですが、こんな愛らしい動物を食べてしまうかと思うと、ちょっと罪悪感を感じてしまいます。
ただ、無農薬の牧草だけで育てられたニュージーランドのラム肉はくせがなく、とても美味しいです。
ロトルアでラム料理を召し上がるなら、イートストリートのMac's Steakhouseはおすすめです。
興味のある方はこちらよりご覧ください→イートストリート情報ページ