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NZでお酒を飲む前に知っておくべきこととは?


「今年の日本の夏は特に暑いよ。。。」

先日電話で話した実家の家族がそんなことを言っていましたが、確かに日本のあちこちで気温が40度超えしていることがニュースになっています。

一方、赤道を挟んで日本と反対の位置にあるニュージーランドは、現在「冬」真っ只中です。

日本が猛暑だから、反対にニュージーは極寒なのでは、と家族は心配していたようですが、そんなことはありません。

ここ最近、ロトルアの日中の最高気温は12〜13度、最低気温は7〜8度で、日本で当てはめると3月ごろの気候です。

冬の始まりの6月は、霜が降りたりしてダウンジャケットなどの防寒着を着ないと外出できないほどでした。

現在は、ジャケットは羽織って出かけますが、身構えるほどの寒さはありません。

日中晴れていると、半袖で歩くキウイ( NZ人)たちを見かけます(日本人とは体感温度に差があるのでしょう)。

私の場合はビールの消費量が「寒さのバロメーター」になるのですが、7月からはビールの消費量が落ちていません。

ロトルアのレストランでは昼下がりに外のテラス席でお酒を飲んでいる人を見かけます。


NZの地図が描かれたNZの缶ビール

ところで、ニュージーランドでは「お酒」について色々な決まりがあります。

ニュージーランドの酒類販売は日本と同じ許可制です。

日本だと、お酒を取り扱っているコンビニが多いので手軽に買えるイメージがありますが、NZでは主にスーパーまたは酒専門店でしかお酒が買えません。

NZでお酒が購入できる年齢は18歳からで、購入時には年齢が確認できる身分証明書が必要です。


また、25歳以下に見える人だとスーパーでID提示を求められることがあります。

日本人は実年齢よりも若く見られるらしく、30歳を過ぎてもID提示を求められたという知り合いの話をよく聞きます。

旅行者の方がスーパーにお酒を買いに行くときは、パスポートや国際運転免許証などの身分証明書を携行された方が良いかもしれません。

少々お酒を飲んだくらいだと車の運転も罰せられないというのも日本とは違う点です。

飲酒検査で体内アルコール濃度が、下記未満の数値であればおとがめはありません。

<NZ飲酒運転罰則規定・アルコール濃度測定基準>

吐息:250mcg/L

血中:50mg/100ml

日本だと確実に酒気帯びに相当し、罰金や減点などの罰則を課せられる数値なので驚きです。

私はいくら罰せられないとしても飲酒をした時点で運転を絶対にしませんし、日本の方にもそのようにアドバイスさせていただいております。

ニュージーランドではレストランでちょっとお得にお酒を飲む方法があります。

それは「BYO(Bring Your Ownの略語)」という仕組みです。

自分自身で飲むお酒を持ち込むという意味で、BYOマークがある飲食店ではスーパーなどで安く買ったお酒を持ち込めます。


BYOをするとテーブルごとや人数ごとに料金をチャージされますが、飲食店で提供されている価格に比べれば安上がりです。

中には「ワインのみ」など持ち込んで良いお酒の種類を制限するなど、お店によって決まりごとがあるので事前にチェックしておいた方が間違いありません。

BYOは日本ではあまり体験できませんし、グループでお酒を楽しむ時などは特に利用価値があると思います。

NZ産ワインは国内はもとより世界のマーケットで評価が高く、スーパーでは豊富な種類の中から選ぶことができます。

また、ワイナリーではNZらしい景色を眺めながらテイスティングができたり、レストランが併設されているところもあるので、ゆっくりワインを楽しみたい方にはおすすめです。

色々な場所でニュージーランドのお酒を楽しんでみてください。



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