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NZオリンピック選手団のメダル獲得効率は世界トップクラス!!


東京オリンピックまであと1年余りとなりました。


私が生きている間に母国開催なんて2度とないでしょうから、できれば日本で観戦してみたいのですが、チケットの当選倍率は宝くじのように高いようです。

まぁ、いつもの通りオリンピックはテレビ観戦になると思いますが、日本とニュージーランドが対戦する競技があったらどちらを応援するか迷いますね。

心情的にはガンバレニッポン!でも、人口500万余の小さな国ニュージーランドの代表選手も応援したい。。。

人口が少ない国はそれだけ競技人口も多くないので、オリンピックでのメダル獲得はあまり期待できないだろうとイメージするかと思います。

ところが、ニュージーランド選手団の過去のオリンピック戦績は輝かしいものがあるのです。

特に注目すべきは前回ブラジルで開催されたリオ・オリンピック。

ニュージーランド代表オリンピック選手団が獲得したメダルはなんと18個(金メダル4個、銀メダル9個、銅メダル5個)と過去最高を記録しました。

一方、リオ五輪での日本のメダル獲得数は41個。

ニュージーランドの2倍ちょっとメダルを取ったわけですが、日本の人口がニュージーランドの25倍あることを考えると、少し物足りない気がしてしまいます。

まぁ、日本のメダル数が少ないというより、ニュージーランドのアスリートが少数精鋭で非常に優秀と言えるのかもしれません。

では仮に、ニュージーランドの人口が日本と同じだったら一体いくつのメダルを獲得するのか。

日本の経済誌『ダイヤモンドオンライン』がその結果を記事にしていました。


(出所 ダイヤモンドオンライン)

ニュージーランドのメダル獲得数は驚きの495個。

そもそもそう競技数とメダル数が何個あるのかわかりませんし、幅広い競技数でメダルを獲得するのは大変なことなので、この数字は現実的ではありません。

しかし、ニュージーランド選手団が効率よくメダルを獲得しているのは、上のグラフを見れば明らかです。

では、ニュージーランドがメダルを獲得しているのはどんな競技があるのでしょうか?


(出所 Wikipedia)

注目すべきはボート、セーリング、カヌーの3つです。

この3競技だけでこれまでの夏のオリンピックで53個(全体の45%)もメダルを獲得しています。

ボートに関する競技で抜群の強さを発揮して、ニュージーランドはメダル獲得数を増やしてきたのです。

人口比率でヨットの保有率が世界一と言われるお国柄。

カヌーやモーター付きボートも人気で、うちの近所にも庭にボートを置いている家は珍しくありません。

馬術や自転車競技でメダルを獲得している点もニュージーランド人の趣向がよく表れていると思います。

世界的には『マイナー』と呼ばれるスポーツばかりと思われるかもしれませんが、それでもオリンピック競技に選ばれているスポーツでメダルを獲得するのは決して簡単ではありません。

少ない競技人口でも大舞台で結果を出せる秘訣は日本も学ぶべきところがあるのではないでしょうか。

東京オリンピックでは日本選手を応援するかたわら、ニュージーランド選手団の活躍にもぜひ注目してみてください!


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