いよいよ冬将軍が到来!ニュージーランドの『かぜ薬』って?
日本とは季節が真逆のニュージーランド。
6月に入り気温がグッと下がって、今日のロトルアの最低気温は3度です。
朝起きて窓から外を眺めると、庭の芝生には霜が降りて真っ白くなっていました。
この寒気はロトルアだけではなく全国的に広がっていて、南島のクライストチャーチ・クィーンズタウンなどでは明日の最低気温が氷点下を下回ると予報が出ています。
また、一部では雪も観測されたようなので、車を運転される方は十分ご注意ください。
この時期に暑くなり始めている日本からニュージーランドに来ると、寒さがよりこたえるようになります。
『体調万全で出発したはずなのに。。。』
せっかくのニュージーランド旅行で風邪をひいてしまったお客様がそうおっしゃっておりましたが、日本との気温差に身体はすぐに順応できないのだと思います。
かぜ薬は現地の薬局やスーパーで購入できますが、見慣れないパッケージに英語でなにやら書かれてあると、どれを選べば良いかわからないものです。
そこで今回は風邪のひきはじめに飲んでおきたいニュージーランドのポピュラーな『かぜ薬』をご紹介いたします。
それがこれ、緑色の下地に黄色の文字で『LEMSIP(レムシップ)』。
目立ってわかりやすいパッケージです。
ニュージーランドのかぜ薬として頻繁に紹介されているので見たことがある人もいるかと思います。
コップを持つ手の絵を見てお分かりの通り、お湯に溶かして飲むタイプのお薬です。
小林製薬の『熱冷まシート』のように、Lemon(レモン)とSip(すする)の掛け合わせだとイメージできるネーミングなのも覚えやすいです。
一見すると爽やかなレモン味を想像するかもしれませんが、あくまでお薬ですので美味しさを求めてはいけません。
『良薬口に苦し』でも効いた方がいいですものね。
なお、レムシップには錠剤タイプもあるので、簡単に飲める方が良いという場合は錠剤の方が良いでしょう。
また、熱が出てしまった場合は、『Paracetamol(パラセタモール)』など解熱効果がより期待できるお薬の方がおすすめです。
こちらもスーパーなどで手に入るので、気になる方は覚えておいても良いかもしれません。
海外の薬は日本人には強いなどとよく言われますが、現地在住の日本人はニュージーランドの薬を飲んで生活していますので、必要以上に神経質になる必要はないと思います。
ただ、やはり不安に思われる場合は、日本から常備薬をお持ちになる方が良いかもしれませんね。